データ復旧およびデータ復旧業者に関する意識調査について
データリカバリー比較センターにおいて、『データ復旧およびデータ復旧業者に関する意識調査』をWEB上で実施しましたので、その結果をお伝えいたします。
今回は初のWEB調査で、普段からパソコンやスマホを取り扱う10代~70代の一般の方にアンケートに協力していただきました。
【調査目的】
データ復旧およびデータ復旧業者に関する一般人の意識を調査することによるサービスの向上
【調査方法】
外部Webアンケート調査および当社の独自調査
【調査の対象】
全国の20代~70代のPC・スマホを利用する方
【対象者数】
有効回答数:300名
【調査期間】
2021年5月27日~6月3日
調査対象者(300名)の属性について
Q1.性別・Q2.年齢
Q3.お住まいはどちらですか?
Q4.今までにデータを消失したり、データが取り出せない事で困ったことはありますか?
今回のアンケート調査では、データ消失やデータを取り出せないトラブルにあい、困った経験のある人224人で、およそ74.6%でした。
Q5.もし突然、大切なデータを消失したり、取り出せなくなった場合、どうされますか?
(複数回答)
「あきらめる」人が最も多く135人、次に「データなどに詳しい友人・知人に相談」が112人、「自分で直す」が98人と続きます。
そして、「データ復旧会社に相談する」が70人、「データ復旧ソフトを使って直す」が62人でした。
以外とあきらめてしまう人が多く、自分の周りで直そうという意識があるようです。
Q6.データ復旧会社を選ぶ時に重視するのは何ですか?
最も多かったのが「料金」、次に「復旧会社の口コミ・評判」、そして「データ復旧の実績」、「会社の知名度」、「データ復旧の技術力」と続きます。
やはり料金は気になるようです。
Q7.今までにデータ復旧会社にデータ復旧を相談もしくは復旧依頼したことがありますか?
今回のアンケート調査では、300人中37人とおよそ12.3%でした。
先のアンケート調査結果と合わせると、実際にデータ消失やデータが取り出せない場面では、「料金が気になるので、自分の周りで何とか収めたい」という意識のはたらく可能性が高いようです。
Q8.データのバックアップを行う周期は?
一番多かったのが、1年以上(89人)、2番目が半年以上~1年未満(67人)、3番目がやったことがない(53人)でした。
全体的に日々のデータのバックアップに対する意識は低いようです。
Q9.良いと思うデータ復旧会社はどこでしょうか?
認知度通りの結果になりました。
1位、2位の「Buffalo」、「ロジテック」はパソコン周辺機器総合メーカーとして認知度が高く、パソコンを使っている方でしたら、Wi-Fiルーター(AirStation)、ハードディスク・SSDなどを利用している方は多いでしょう。
3位の「日本データ復旧サービスセンター(AOS)」は「データ復元ソフト」や「データのバックアップソフト」、「パソコン引っ越しソフト」等で知名度の高い会社です。
4位はデータリカバリー比較センターが特におすすめする「アドバンスデザイン」。
本格的な技術が必要とされるデータ復旧では、6位の「A1データリカバリー」と双璧です。
5位は「データ復旧センター」ですが、情報が少なく当サイトでは判断しかねますが、データ復旧センターという屋号はいくつかあります。
6位は3社あります。
まず、福岡の「データレスキューセンター」。
株式会社アラジンのサービスで、「アドバンスデザイン」や「A1データリカバリー」と同じ一般社団法人日本データ復旧協会の常任理事です。
次に「データリカバリーサービス」あるいは「デジタルデータリカバリー」のことです。
パソコンやスマホで、「データ復旧、「データリカバリー関係のキーワード」で検索すると、必ずと言っていいほど広告が出てくるので、業界内での知名度はおそらく№1の業者ではないでしょうか。
最後に「A1データリカバリー」。
「アドバンスデザイン」とともに業界最古参のデータ復旧業者で、技術と実績の豊富なデータ復旧会社です。
調査結果まとめ
パソコンやスマホのデータを消失したり、取り出せない状況になった時に一般の方々は、どのような対応をするのかということがある程度判明しました。
実際に、4人中3人は何らかのデータ消失、もしくはデータを取り出せないトラブルに遭っています。その中であきらめる人が45%いる一方、データ復旧業者に依頼する人は23.3%という結果になりました。
実際にデータ復旧業者にデータトラブルの相談をする人は12.3%と少なく、まだまだデータ復旧に関する意識が行き届いていないと感じます。
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